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新八、ばかっwww [薄桜鬼/薄桜鬼真改]

真改、開始前にまず、ステラさん店舗特典のこちらを聴きました。

sinnkai_03.jpg

ステラワース店舗特典ドラマCD「己が信じる物を」
出演は、斎藤さん、新八、坂本龍馬

も、ね、聴いてて途中で、素で、

「新八っwwwばかっwww」

と噴き出してしまいましたwww

ネタバレ、ってほどじゃないですが内容書くので、
これから聴くご予定のかたは回れ右を!w
【以下ネタバレあり】




刀剣屋の店先で偶然行きあった斎藤さんと坂本さんが、
刀と銃、どちらが武器として優れているか、
言い合いを始めるんです。

銃の前ではどんな剣豪も赤子のようなもの、新しい時代のためには銃が必要、
と言う坂本さんに対して、
斎藤さんは刀の精神論を説き始めようとしますが、
すぐに、それはわかっちゅう、と、制止されます。

そうではなく、具体的に銃より優れた部分を言ってみろと言われ、
語り始めます。
でも、斎藤さんが、刀はここがいいといえば、銃でもこうできると言われ、
あそこがいいといえば、銃ならこんなこともできる、と返され決着はつきません。
終いには六連発銃の自慢を始める坂本さん・・・

ここまで聴いてくると、かなりの緊張感です。
どちらも譲りませんし、坂本さんの飄々とした口調から一触即発、とまでは思わないものの、
いつ、ならば実戦で決着を、という流れになってもおかしくない。

それ以上にですね?
私の中に徐々にたまったもやもやとした不快感と怒りが一触即発になってるんですよっ!!!

だって、斎藤さんは、人と馴れあうことをよしとせず、
常に一歩引いたところから、時宜を得た鋭いひとことを発してきた人、
そういう人として理解し、そこにこそ魅力を感じているんです。

なのに、坂本さんとのこの会話では、
挑発されて一歩出た斎藤さんを、坂本さんが軽くいなしている構図。

しかも、銃と刀の構図はそのまま一般的な時代ものからも周知の、
新時代と旧弊な価値との対比となるに決まっていて、
どれほど、斎藤さんの台詞に、武器としての刀の利点が論理的に並べられていても、
所詮いずれは負け犬となることを突き付けられてしまいます。
その上、坂本さんが決して否定せずうまく流していて、
一回りでかい男に描かれていることと相まって、
聴いていてだんだん非常に辛くなるんです(>_<)

話はそれますが、真改の新攻略キャラ、
まも、梶くん、小野D。
発表の時にも書きましたが、
薄桜鬼なら(金が動かせるから?)当然のキャスティングなのかもしれませんが、
あまりにも見え見えの人気とり。(に、見える)

無論、人気だけでなく実力派のお三方なのでいいのですが、
その分、ペイしないといけないに決まってる。
つまり、この三人に、もともとの薄桜鬼キャラと同等かそれ以上の人気がつかないと、
製作サイドとしては金策も、面子も、困ると思うんですよね。
当然押してくる。
それはもう、企業なら仕方ない。

でも、その時に非常に嫌なのが、坂本さんなわけですよ。
歴史上の人物の中でも特に人気なこの人を、攻略キャラにして、ダメ男に描くわけがない。
風の章でも、別の物語として、大河ドラマのように面白かった・・・

でもそれは同時に、薄桜鬼の世界を否定する価値観を持ちこむことで。
私には切なくて許しがたい(>_<)

ドラマCDの斉藤さんも、坂本さんと対する以上、
時代の流れに安易に迎合せず、信じたものを貫く不器用者、
を通り越して、
自分の価値にこだわるあまり目の前の現実から目をそむける時代の落伍者、
に見えかねなくて、それはそれはつらいんです(>_<)・・・・・・・

私がそんなことまで考えながら、
眉間にシワ寄せて聴き進めていた、というのに!!!

と、いうのにですよ?www

そこにちょうど通りがかった新八が、事情を聴いて、
刀か銃か、だと?二人とも甘いな!と、語り始めるわけですよw
対峙していたはずの斎藤さんも坂本さんも、私もwww
ん?なになに?新八、何?って、つい仲良く釣り込まれると、
得意げな新八が自信をみなぎらせながら明るく語りだしたのが・・・

まずは鍛え上げたこの肉体が必要だ、ろ!
とwwww
店先で脱ぎ始めたwwwww

新八、ばかだ!!!ばかすぎるっ!!!wwwww
緊張感漂う雰囲気が一変、斎藤さんと坂本さん、仲良くうんざりしてw
その場はお開きとなりました、というお話なんですけどねw

もー、↑のようなこと考えて鬱憤たまってもんもんとしていた私も、
うっかり爆笑www
この新八で救われた!


ラスト、刀、銃論争(に象徴されるもの)の決着は、この先の時代がつけるだろう、っていう、
坂本さんの言葉を、斎藤さんがかみしめて終わるんですけど、
まだ坂本龍馬が生きていた時代ですよ。
我々、歴史という名前でその後のだいたいのことを知ってますが、
まだ、先がどうなるか寸分も見えなかった時代です。
その時代の斉藤さんが、この言葉をかみしめる余韻ったら・・・

そういう意味でも秀逸なドラマCDでした。
新八使えるので単なるお笑いにもっていきたかっただけなのかもしれないですが、
私は、より深いもの、より切ないものをくみとって十分堪能しました^^

ああ。。。それにしても・・・

新八、ばかっwwwww
(最大級の褒め言葉wwww)


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