SSブログ

マイナスエイト感想~下 [マイナスエイト]

さて、昨日くどくどとw
全体的な魅力について語った・・・つもりの(^^;マイナスエイト。
・・・伝わっているでしょうか・・・。

で、今日はw
更にくどくどとwww
ネタバレ多めでいきます!w

とりあえず、一番刺さった、茉莉男とイクサのモチーフから!
【いっそうネタバレですので以下ご注意を!w】





茉莉男は、引っ越し・転校続きで国内ばかりか世界各国にも住んでいたので、
各地の言語が入り混じって、言葉遣いがザンネン、というコンセプトです。

が、真の問題は、言葉そのものではなく、
そのせいで人に自分の気持ちが伝えられないこと。

それをずっと、誰かわかって?と待っていただけだったからダメだったと気づき、
主人公ちゃんに気持ちを伝えるべく、精一杯努力していくんです。

茉莉男、転校続きで友達ができなかった、
そのうえ言葉が変なので宇宙人と言われ、避けられた、
そんな設定はありがちながら、他と違ってとても好きだったのは、
茉莉男が、

誰の心にも、自分は残らない。
そのうち、自分がそこにいたことを、自分自身もわからなくなっていく。
だから、その土地でひとつお土産を買って、そこにいた証に持って帰る。

そうしてそのお土産に、クラスの友達の名前をつけている。

そう述懐する部分があることです。
これって、転校して傷ついたことがないとなかなか共感できないんじゃないでしょうかね。
ちょこっとはさまるエピソードでしかないのですが、
茉莉男の、明るい中に哀切さ秘めた宮田ボイスでヘンテコな言葉で語られると、
それだけで泣けてしまいました;;

それから、茉莉男が、

自分がヘンな言葉でからかわれるのはいい。
でも、茉莉男のヘンな言葉で、意図せず相手を傷つけてしまうことが怖い。
だから、誰ともしゃべらんように、しとるんよ。

って。
そうぽつりと漏らすシーンも、泣けて泣けて;;;;;;
書きながら今も泣いてますよまったく宮田さんどうしてそんな綺麗な孤独を明るく;;;;;;;;

人に気持ちが伝わらないということは、
自分を理解してもらえないといういわば自己中な悩みで留まりがちなのに、
間違って誰かを傷つけないために、そっと孤独のふちに座っているって、
どんだけ私の琴線に触れるモチーフなんだー!;;;;;;;;;;

こんな茉莉男と、主人公ちゃん、どうやって恋におちてくんだ!?
気になるでしょう?ほらほらwww





対するイクサは、完璧すぎてザンネン、がコンセプトですが、
真の問題は、人の心がわからない、人情の機微がまるで理解できないことでした。
これは、主人公ちゃんじゃないですが、どうやってわからせるかは、
本当に至難ですよね(^^;

理屈じゃないということを、理屈で説明して伝わるはずもなくw
この√では、あ~んでお弁当食べさせたりw
手をつないだりして、理屈ではない何かを伝えようと、主人公ちゃんが男らしいんですwww

そしてイクサが彼女の体を抱きしめたとき、小さくて温かくて、
女の子だということを、理屈でも言葉でもなく、実感していく。

地味な展開ですがw
とっても泣けた・・・(>_<)

イクサが完璧になってしまったのは、
これまたチラっと出てくるご両親の完璧主義のせいだと垣間見えるのですが、
このご両親をイヤな厳しい親ではなく、のんきな仲良し夫婦に描き、
親に認められたくて完璧を目指した、というありがちな理由にせず
悪気のない親だけれど、親の価値観だけを見すぎていたのかもしないと、
イクサ自身の問題として振り返らせる形で書いてあったので、
私にはとても好感がもてました。


茉莉男の転校のことといい、
イクサの親とのエピソードといい、
経験したことのない人にはピンとこないかもしれません。

それにどちらもチラっとでてくるだけで、くどくは描かれません。
一般的にありがちな設定を軽く使いながら、
そこに一本深い釘をさしています。
考え抜かれているんですよねえ・・・。

というか、全√、起因する過去の話にはサラっと触れますが、
深くは触れない。
そこが物足りない人もいるかもしれませんが、
苦しみと孤独を想像するのには十分です。
彼らが対峙しているのは過去ではなく、
今と、これからなのだと
プレイヤーへのエールでもあるように感じましたよ。
(この歳でもね!www)


そしてこの二人は、茉莉男の気持ちはイクサには伝わり、
イクサは茉莉男の気持ちは理解できる、
二人で欠点を補完しあって見事でした。



と、まあ、ここまで熱心にしつこく書いてなんですがwww
茉莉男は別格として!
本当に別格で・・・プレイしなおすと、つい正座して傾聴、
どんなシーンにも、茉莉男の隠している気持ちがにじみでている、
ミラクル宮田ボイスにノックアウトなのですがwww

キャラとして好きなのは、
ジュンです(>_<)(>_<)(>_<)

あの体温感が忘れられない(;▽;)

いやっ(^^;
体温感って、何!?
自分でも説明できませんがwwww

公式のギャラリーにもあるこのスチル(トリミングしてあります、全体は公式へ!w)が、
好きで好きで(>_<)
m8_jun02.jpg
ジュンのやさしさ温かさが、体温通してリアルに伝わってくるんですもの;;

ジュンの、一緒にいたら主人公を不幸にするから離れる、という考え方に、
そばにいて守ってくれれば帳消しになるよとw
実に実に前向きな欠けたピースの埋め込みを見せてくれた主人公に、
目からうろこでした(>_<)

ジュンだって、諦めてふてくされたり絶望したのではなく!
一度離れて修行して、不運体質を治して迎えにくるんだと、
充分前向きだったのに、それ以上の前向きさで受け入れる、というね!

前に、ガキは嫌いだ!とシャウトした時書きましたがwww
この体の物語では、逃げたキャラは後ろ向きでクサったり八つ当たりしたり、
凹んだりうじうじしたりするのが常ですが、
そんなガキくさいものがなかった!

この一点だけをとっても、とても好ましい作品でした^^
本当に、悩める青春時代の諸君にぜひプレイしてもらいたい!
製作サイドの、熱い想いがひっしひしと伝わってきますから!


あとシステム面はいろいろ改善の余地大ありで。
ツイッターとラインを模した試みは、前も書きましたが、
もっと楽に使えれば、もっと比重増しても、今の時代、いいのでは。
Vitaになれば1タッチでいけますかね!←さりげない移植希望wwww

選択肢もたまにざんねんなのが混ざっていてw
この状況で誰がこんなの選ぶんだよって噴き出してましたw
つまり、好感度を上げるものは極めてわかりやすく、
またミスをしたとしてもバックログで戻れますので、
ゲームはとてもやりやすかったです。


以上、マイナスエイト、感想終わり!

SSLまでの間に、カヌチやるんだ!カ~ヌ~チ~!
マッテロ・・・ええっと・・・キャラ名も忘れ果ててますがっwwww
ええっとええっと、そうだ!待ってろシン!www
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。