黒蝶コンプ2 [黒蝶のサイケデリカ]
フルコンプした黒蝶のサイケデリカ、
どうしてもネタバレありの感想を吐き出しておきたくて・・・
黒蝶のサイケデリカ、感想等でサーチしてきてくださった方、
ネタバレしない感想はひとつ前に書きましたので、そちらへ~w
以下、壮絶なネタバレが続きます。
他作品よりも更に更にご注意を~!
【以下ネタバレ】【以下ネタバレ】【以下ネタバレ】
結論からいえば、
人がだれでも一度は持ち、あるいは今も持っている、
「弱さ」
を、各キャラに象徴的に持たせて、
その弱さからの【決別】までを、
サイケデリックな空間で、印象的に濃密に、描いた作品、
と、解釈しました。
サイケデリックなとは、この場合、
万華鏡の様に色と形が氾濫する幻視的な、という感じの意味です。
製作サイドさんの意図や、他の方の感想とは違うかもしれませんが。
つ・ま・り!
しょっぱい男どものヘタレ後悔物語でした!←wwwww
しかも!私の大嫌いな要素がみごとに全部詰まってました!ひどい!www
幼馴染設定
女性が声あてるガキ
逃げてるくせに偉そうにいい子ぶる嫌いなタイプの主人公
キャラが全員最初からこっち見てる
そして
キャラが全員、弱い!
もう、最低評価www
男は心が、芯が、強くないと話にならない私にとってw
好きか?と聞かれたら、問答無用で、嫌いなはずの作品ですw
なのに、なのに・・・
激しく心に刺さった(>_<)
何故だああああ;;;;;;;;
風、雨、景色、それらの描写が心象風景として私の感性にあっていた、
というのはあると思います。
物語として最後に正答を提示してくるのではなく、
ぽんぽんぽんと台詞と情景を落とすだけで、
解釈はご自由にという、
漠然とした筆致が私の好みだったこともあると思います。
フローチャート、ショートストーリーこみで、
精緻なシナリオ構成に魅せられたのも、あります。
あとはやっぱり・・・
キャストさんの演技(>_<)
一番・・・一番(>_<)
今も思い出しただけで泣けるのが、
鳥海さんの、鉤翅の、メインエンディングでの最後の台詞、
「笑って!」
緋影という、この狭間の世界を作ってしまった弱さを道連れに、
(絶望の果てに破壊を選択するのは弱さゆえ)
自分の幼く間違った弱さを断ち切るための鉤翅の行動は、
(何を、そして誰を犠牲にしても叶えたいと強く願うことはそれにすがるしかない危うい弱さ)
同時に、アイの、
止まってしまった時間、
逃げてしまった対峙、
囚われ続けた幼い日の悲劇に、
アイ自身で決別し、前に進むための決意をさせる象徴だった、
(これはキャラ全員共通の弱さ)
と私は感じたのですが。
鳥海さんは、どう解釈して、何故、あんな「笑って!」にしたのだろうと(>_<)
悲しいけれど、最後に笑って!と明るく言うシーンはいろんな作品でありますから、
特に珍しくもないですけれど・・・
だからこそたぶん演者さんはみなさん、見せ場として、
どう演じるか、考えるものだと推測するのです。
鳥海さんの「笑って!」は、
まるで花束でも投げてよこすような、
アイへのはなむけに聴こえました(>_<)
初回は、わからなかったんです。
正直、このシーンでいくらわざと明るくといっても、
ここまでしては違和感があるのではと・・・
でも、(うまくENDが出せなくてww)何度もあのシーンを通るうちに、
普段は完全に既読で流すのを、ふと、もう一度繰り返したくなって聴きなおしているうちに、
どんどん心がつかまれていきました。
まさにじわじわくる、としか言いようのない体験で。
このシーンに限らず、
ひとつENDクリアする毎に、
それまで読んできた共通ルートからのすべての台詞が、
まったく別の意味と色にがらっと変わる、
そんなことが何度もある作品でした(>_<)
特にフルコンプしてやっと・・・あー・・・
各キャラ、仮の名前である狭間の世界でのENDは、
アイが、そして各キャラが捨てなければいけなかった、
弱さの象徴、あるいは弱さそのものだったのかと気づいたんです。
だからあんな、逃げて、狂って、ごまかして、消えて・・・
そして自死を選んでいった。
普通ならBADと書かれるはずのENDに、キャラの名前が付いたのは、
弱い心の辿り着く幸せはこれだ、という意味で、
至極妥当、当然のことでした。
え?なんで?これがハッピーエンドなの??と釈然としない思いにかられながらも、
否定しきれない甘美な誘惑を、心のどこかに感じたのは、
誰の中にもある弱さだったから、だと思います。
それでも私は。
緋影の、山都の、鴉翅の、鉤翅の、そして紋白の、
幸せになるエンドが見たかった・・・orz
彼らをこそ、幸せにしてあげたかった;;;;;;
もう、そう考えただけでまた泣けて;;;;;;wwww
来月から5枚リリースのキャラソンCDに、
本編では描かれなかったエンディングドラマが入るそうで。
もしかして、そこで、狭間の世界でのキャラたちが幸せになれる?・・・と、
期待しながら・・・。
ちなみに3/27にはアートブックも出て、開発者さんのお話が深いところまではいるようです。
仕方有りません、買いましょうwwww
私は私の感じたこととしてw
開発者さんはどう考えてこんな作品を、乙女ゲームとして作ったのか、
それは是非知りたいので^^
どうしてもネタバレありの感想を吐き出しておきたくて・・・
黒蝶のサイケデリカ、感想等でサーチしてきてくださった方、
ネタバレしない感想はひとつ前に書きましたので、そちらへ~w
以下、壮絶なネタバレが続きます。
他作品よりも更に更にご注意を~!
【以下ネタバレ】【以下ネタバレ】【以下ネタバレ】
結論からいえば、
人がだれでも一度は持ち、あるいは今も持っている、
「弱さ」
を、各キャラに象徴的に持たせて、
その弱さからの【決別】までを、
サイケデリックな空間で、印象的に濃密に、描いた作品、
と、解釈しました。
サイケデリックなとは、この場合、
万華鏡の様に色と形が氾濫する幻視的な、という感じの意味です。
製作サイドさんの意図や、他の方の感想とは違うかもしれませんが。
つ・ま・り!
しょっぱい男どものヘタレ後悔物語でした!←wwwww
しかも!私の大嫌いな要素がみごとに全部詰まってました!ひどい!www
幼馴染設定
女性が声あてるガキ
逃げてるくせに偉そうにいい子ぶる嫌いなタイプの主人公
キャラが全員最初からこっち見てる
そして
キャラが全員、弱い!
もう、最低評価www
男は心が、芯が、強くないと話にならない私にとってw
好きか?と聞かれたら、問答無用で、嫌いなはずの作品ですw
なのに、なのに・・・
激しく心に刺さった(>_<)
何故だああああ;;;;;;;;
風、雨、景色、それらの描写が心象風景として私の感性にあっていた、
というのはあると思います。
物語として最後に正答を提示してくるのではなく、
ぽんぽんぽんと台詞と情景を落とすだけで、
解釈はご自由にという、
漠然とした筆致が私の好みだったこともあると思います。
フローチャート、ショートストーリーこみで、
精緻なシナリオ構成に魅せられたのも、あります。
あとはやっぱり・・・
キャストさんの演技(>_<)
一番・・・一番(>_<)
今も思い出しただけで泣けるのが、
鳥海さんの、鉤翅の、メインエンディングでの最後の台詞、
「笑って!」
緋影という、この狭間の世界を作ってしまった弱さを道連れに、
(絶望の果てに破壊を選択するのは弱さゆえ)
自分の幼く間違った弱さを断ち切るための鉤翅の行動は、
(何を、そして誰を犠牲にしても叶えたいと強く願うことはそれにすがるしかない危うい弱さ)
同時に、アイの、
止まってしまった時間、
逃げてしまった対峙、
囚われ続けた幼い日の悲劇に、
アイ自身で決別し、前に進むための決意をさせる象徴だった、
(これはキャラ全員共通の弱さ)
と私は感じたのですが。
鳥海さんは、どう解釈して、何故、あんな「笑って!」にしたのだろうと(>_<)
悲しいけれど、最後に笑って!と明るく言うシーンはいろんな作品でありますから、
特に珍しくもないですけれど・・・
だからこそたぶん演者さんはみなさん、見せ場として、
どう演じるか、考えるものだと推測するのです。
鳥海さんの「笑って!」は、
まるで花束でも投げてよこすような、
アイへのはなむけに聴こえました(>_<)
初回は、わからなかったんです。
正直、このシーンでいくらわざと明るくといっても、
ここまでしては違和感があるのではと・・・
でも、(うまくENDが出せなくてww)何度もあのシーンを通るうちに、
普段は完全に既読で流すのを、ふと、もう一度繰り返したくなって聴きなおしているうちに、
どんどん心がつかまれていきました。
まさにじわじわくる、としか言いようのない体験で。
このシーンに限らず、
ひとつENDクリアする毎に、
それまで読んできた共通ルートからのすべての台詞が、
まったく別の意味と色にがらっと変わる、
そんなことが何度もある作品でした(>_<)
特にフルコンプしてやっと・・・あー・・・
各キャラ、仮の名前である狭間の世界でのENDは、
アイが、そして各キャラが捨てなければいけなかった、
弱さの象徴、あるいは弱さそのものだったのかと気づいたんです。
だからあんな、逃げて、狂って、ごまかして、消えて・・・
そして自死を選んでいった。
普通ならBADと書かれるはずのENDに、キャラの名前が付いたのは、
弱い心の辿り着く幸せはこれだ、という意味で、
至極妥当、当然のことでした。
え?なんで?これがハッピーエンドなの??と釈然としない思いにかられながらも、
否定しきれない甘美な誘惑を、心のどこかに感じたのは、
誰の中にもある弱さだったから、だと思います。
それでも私は。
緋影の、山都の、鴉翅の、鉤翅の、そして紋白の、
幸せになるエンドが見たかった・・・orz
彼らをこそ、幸せにしてあげたかった;;;;;;
もう、そう考えただけでまた泣けて;;;;;;wwww
来月から5枚リリースのキャラソンCDに、
本編では描かれなかったエンディングドラマが入るそうで。
もしかして、そこで、狭間の世界でのキャラたちが幸せになれる?・・・と、
期待しながら・・・。
ちなみに3/27にはアートブックも出て、開発者さんのお話が深いところまではいるようです。
【アートブック情報/3/27発売】
公式アートブックが発売決定しました!カバーイラストは結賀さとる氏描き下ろし。パッケージや雑誌掲載イラスト、イベントCGなど盛りだくさんな内容となっております。開発者コメントも深いところまで書いていくようです。皆さんお楽しみに。 #サイケデリカ
— 【公式】黒蝶のサイケデリカ (@psy_otomate) 2015, 2月 25
仕方有りません、買いましょうwwww
私は私の感じたこととしてw
開発者さんはどう考えてこんな作品を、乙女ゲームとして作ったのか、
それは是非知りたいので^^
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