毒吐きノルン

シナリオがダメダメと噂のノルンノネット、
まず暁人恋愛エンド終了した時の私の顔。

？？？ヽ(〇◇〇)ﾉ？？？

気を取り直して気になったところを読み返しながらＢＡＤ回収した時の顔。

(　　〇　　△　　〇　　)？

もうハテナマーク飛ばす元気も、両手上げる気力も残っていなかったｗｗｗ

なんだこの、壮絶なご都合主義と上滑りの設定、
矛盾も整合性のなさも何のそので、
プレイヤーおいてけぼりのまま驀進するシナリオ(もどき)。
既にどこからどう突っ込めばいいのかお手上げ状態。
商業ベースの作品でこの酷さは詐欺だと思うレベル。

しかも酷いのはシナリオ(もどき)のみで、
イラスト、音楽、そしてキャストさんの演技がばかみたいに素晴らしいから、
悔しくて残念でほぞを噛むとはまさにこのこと。

そもそも、シナリオになってないです、これ。
暁人と七海の設定、過去や秘密、本心といった、
いういわゆるプロット設定を、
そのまま小出しに並べて出してきただけ。
伏線もつながりも情緒もへったくれもあったもんじゃない。
ただの企画書だってばさｗ

シナリオがしっかりしてないから、
テーマも見え辛かった！
過去のとある事件ですれ違う男女の、
それでも惹かれあう心と心、って、
素晴らしく魅力的なはずなんですが、
物語のしょっぱなから、たいした過去でもないのに意固地にとらわれて、
ただすれ違うだけの男女の乳繰り合い？
って描写ばかりで、小学生じゃないんだからってくらいの小ささですよ。


最大のというか最低の欠点は、
せっかく頭抜けて壮大な世界観やストーリーがある、はずなのに、
シナリオ(もどき)と何ひとつリンクしてなかったこと。

近来まれに見る大風呂敷せっかく広げたのに、
畳むのに失敗じゃなくて畳む気配ゼロ。
たまーにはじっこを他人が折ってるかな、程度。
暁人と七海は風呂敷無関係にちまちま折り紙遊びでもしてる感じ。

それも、恋愛ラストは小さいながら折り紙の完成品見せてくれればまだしもだったものを、
突然他のキャラと一緒にあやとり始めた、って感じ。
え、あやとりの話？っと思った瞬間ＥＤ流れてそれっきり終いってｗ

どんだけプレイヤーを足蹴にしてくれるんですか！ｗ


さ、ここまで書いてまだ吐く毒がいっぱいなのでｗ
どうぞお嫌な方は引き返してくださいね（＾＾；
えーと、とりあえず、この暁人はロップイヤーのうさちゃんにしか見えなくてまずくないか？
とだけはみなさんに言いたい！ｗｗｗ





さて、細かい部分にも文句が。

最大なのは、プロローグ終わってからすぐ、
中途半端な甘さがダラダラと続いたこと。
その割には最後は大団円エンドか友情エンドか？みたいな、
盛り上がりもときめきも一切なしの、
本当にどうしたんだと首をひねる展開。
ここからどう展開するんだ！？とわくわくした時間を返せと言いたいｗ


それから、大変綺麗な立ち絵なのに、
台詞やキャストさんの演技とあってなかった！！！

普通そういう場合、演技が絵にそぐわない、と感じるものですが、
この作品はそこが逆で変だったと思うのよね。
綺麗すぎるイラストが生の人間性を削ってしまったというか。
暁人の場合、下からにらみ上げているようなセリフを、
杉山さんがまさにそう感じさせてくれるように表現してくれているのに、
立ち絵が上から目線の切なそうなやつだったりして、異様な乖離。
なんともびっくりでした。


あと、やたらセピア色の回想シーンがはさまれていて！
見たばかりのシーンまで次々回想されて！
うざいことこの上なし。
そんなにプレイヤーを信じてないのか！と呆れました。
ちゃんとわかるのに。気づくのに。ハッとするのに。
もっとプレイヤーを信じて、まさにそういうところこそ投げてくれていいのに。
セピア色出てくるたびにうんざりして気がそがれてしまいました。

ああいうのは効果的なシーンでのみ使うべき手法です。



どうしてこうなったのか。
みなさん推測してますが、
キャストさんの人気に頼った売れればいいや的なやっつけ、というには、
本当に心のこもった見事な演技なんですよ。
これだけ精気のない世界で
かろうじてキャラが輝いていたのは、
キャストさんの技量のお陰！
絵も音楽も、売らんかなで作ったものとはとうてい思えない素晴らしさ。

ならどうして？

邪推ですが十三支で糖度が足りないとか話が分かりづらいとそしりをうけたので、
糖度にばかり気を使ってかつ不安に駆られてセピア大量投入してしまった、とか。

もっと疑うと、オトパに間に合わせるため、
また、大々的宣伝でオトメイトの新たな柱にしようとしたため、

プレッシャーすぎてまともに書けなかった、
あるいはまさかの、時間不足！

こんなものを作品として出さなければならなかったライターさんご自身が、
一番絶望してるんじゃないかとすら、同情するレベルでした。


あとまあ、個別の細かいことは、
蛇足気味なので色変えて置いておきますね（＾＾；




命のやりとりする程の切実さは説明文以外ではまったく伝わってこなかった。
暁人がいじわる設定になっているのに、どう見ても最初から折れていた。
暁人の謎が唐突にもほどがあった(丁寧な伏線とかゼロ)。
そもそも過去の過ちそのものも、子供時代の陳腐な設定でだいなし。

全体通しても、船に乗ってる必然性が説明されていないし、
全員で過ごすシーンがないままいきなり話が飛んでいるため、
仲たがいや疑念、離反のシーンにさっぱり実感が伴わない。
最後に出てくるおおきな謎も、
ありがちなジョーカータイプで面白くもなんともない。

そもそもネタバレせずにここまで書ける程度の内容しかない！ｗｗｗ
(これがすべてを語っているね！ｗ)


えっと・・・
たくさん書きましたが（＾＾；
これまとめるのに数時間かかってますwww

ひとえに愛と期待あればこその毒吐きです！

ノルンノネットへの、
シナリオライターさんたちへの、
そして乙女ゲームそのものへの、果て無き希望あってこその！

より素晴らしい作品を、
より滾る感動を、
より引き込まれる世界を！

切望してのあえての苦言です。

期待もしなくなれば苦言は呈しません。
無言で去るだけです。

ノルンには多くの方がブログその他で厳しい批評されています。
みなさん、簡単に書いているわけではなくて。
心こめて、望むものを、文字にしているのです。

もし、関係者の方のお目にとまることがあれば、
どうか否定ととることなく、希望と受けとってくださいm(_ _)m

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